なすの日記

思考を散歩させるための場所

2017-01-01から1年間の記事一覧

日本の就活ってどんなもんよ?という話

日本で就職しようと思ったら多くの人が避けて通れないのが俗に言う「就活」だ。 僕も一応就活を経験し、単位さえ取り切れば4月から社会人になる。 結局、就活に参加し内定をもらった僕だが、就活が始まる前の就活に対するイメージは最悪だった。 何万人もの…

壁の上に立つということ

最近、あるCMの、ある一節が僕の心の中をぐるぐる回っている。 「壁があるなら、壁の上に立ってしっかり向こう側を想像してやろうじゃないか」 youtu.be 僕が大のワンオク好きであることを差し引いてもすごくいいCMだと思う。 たぶん、今まで社会に流布され…

留学することの市場価値

デンマークから帰国して約1年がたった。 月日が流れるのは本当に早くて、この1年何をしていたのかはよくわからない。 とりあえず仕事を探したり授業に出たりしていたのだと思う。 留学というのは、当たり前のことながら、 自分の人生を振り返ってみても、と…

なぜシリコンバレーの企業は壮大なビジョンを掲げるのか ーミレニアル世代と目的感ー

グーグルとかフェイスブックとかアマゾンとか、僕がなんとなくかっこいいと思っているグローバル企業には、そろってかっこいいビジョンがある。 グーグルなら、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」 フェイスブック…

狂気と執着 ー「やりたいことをやる」のに論理は必要かー

この前、なんとなく自分のやってみたいことを書き出してみた。 その場その場で、「この映画見たい」とか「ここ行ってみたい」と思うことはあるけれど、 改めて「やってみたいこと」を挙げるとどうなるのだろうと考えたからだ。 すると、意外にも考え込んでし…

「勉強」という行為の権威性についてー勉強はそんなに良いことかー

生まれてこの方、勉強しなさいと言われ続けてきたように思う。 小学生だろうが大学生だろうが社会人だろうが、勉強という行為からはなかなか自由になれない。 大学までは、受験を始めとした学校の勉強をしなければならないし、 社会人になったら、業務の勉強…

スニーカー試論 ー靴とアイデンティティー

今、僕の靴箱には約20足の靴がある。 そのうち、1足を除き、全てがスニーカーである。 除かれた1足というのは、就活用の革靴だ。 最近、スニーカーブームが再燃しているとよく言われるけれども、自分の大学に限ればそんな雰囲気は、微塵も感じられない。 僕…

思い出し、確認するということ

卒業シーズンが終わり、新年度が始まった。 大学に残る僕は多くの仲間を見送った。 割と長い時間を過ごした友人も、多少面識がある程度の人も互いに門出を祝う雰囲気は切ないけれど、やはり楽しかった。 この4年間、特定のコミュニティにあまり属することな…

東京ナショナリズム

僕は、東京が好きだ。 田舎に住んでいたから、まだ都会を新鮮に感じられているのかもしれない。 これだけ、様々な情報があふれ、物理的な移動も便利になった世の中であっても、いまだに地方では「東京は怖い場所」であり続けている。 東京の人は冷たく、すぐ…

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最近の自分は、ピリオドを打つ理由を探している気がする。 ただ、生かされている。 死んでいないだけ。 レールに乗っかり続けようとするのはしんどい。 かといって、レールから外れた先に何があるのだろう。 結局、レールから外れるというレールではないか。…

メディアについて思うこと -某新聞社でのインターンと最近の情勢から-

先日、とある新聞社のインターンシップに参加させてもらった。 正直、あまりメディアは志望していないのだけど、いろいろあって機会を頂いた。 僕が気になっていたのは、インターンの内容ではなく、巨大なメディアとジャー成純の中身だ。 どんな社員(記者)…

言葉を置き去りにして

自分は、強く言葉に束縛された人間だと思う。 何をするにしても言葉にしてみないと気が済まない。 「脳内会話」で済むこともあれば、口にだしたり書いてみたりしないと落ち着かないことも多い。 どこかへ行くときも「よし、大学へ行こう」と、頭のなかで言葉…

自分のやり方で

心の整理のための雑記… 物事に優先順位をつけるのは難しい。 やりたいこともたくさんあれば、やらなければいけないこともたくさんある。 あれもこれもと思っているうちに、時間は過ぎて結局何も終わっていなかったりする。 本当にやりたいことをやるために、…