自分のやり方で
心の整理のための雑記…
物事に優先順位をつけるのは難しい。
やりたいこともたくさんあれば、やらなければいけないこともたくさんある。
あれもこれもと思っているうちに、時間は過ぎて結局何も終わっていなかったりする。
本当にやりたいことをやるために、やりたくない準備や練習が必要だったりもする。
「若いうちはなんでもできるよ」と言われてきたけど、一番やりたいことを決めなければ身動きが取れなくなってきた。
相互に関係の薄いことを、どれも並行して進めることはできない。
こんなにやりたいこと、やるべきことがたくさんあるのに、
なぜ僕は布団から出られないのだろう。
なぜ僕はテレビの前から離れられないのだろう。
それは逃避なのか。
主体的に何かをやるということは、労力をともなうことかもしれないけど、
それはまぎれもなくやりたいことのはずだったのに。
しかし、「やりたかったこと」はいつの間にか「やるべきこと」へと変質してしまうのかもしれない。
やりたいことを思いついては、やるべきことへと堕していく。
やりたいことをやりたいことのままにしておくにはどうすればいいのだろう。
時間を忘れるほど取り組むにはどうしたらいいのだろうか。
一度、時間という概念から離れてみようか。
「限りがある」と言われると焦る。
実際、焦らなければならないこともある。
ただ、一度それを忘れてみようか。
子供の頃は確かにそうだった気がする。
目の前のことに専心できないときはいつも「今これをやっていて良いのか」という迷いがあるような気がする。
だからこそ優先順位が大切というつまらない話になるのかもしれないけど。
それは、今、自分の取り組んでいることが本当に今取り組むべきことなのだと信じられる強い自信みたいなものも必要になるのかもしれない。
世界には、「こうしたほうがいい」とか「こうすべきだ」という言説が氾濫している。
みんな、やりたいこと、つまりは「目的」をもっていて、その達成のための手段としてそういう「べき論」みたいな情報は生み出されるのだろう。
ただ、そういうものは他人が感じたことで、参考にしかならない。
他人事なのだ。
そんな情報に埋もれて身動きが取れずに時間がすぎるのも悲しい気がしてきた。
自分がやりたいことを自分のやり方で。
そういう基本があったうえで役立つのが他人の意見ということだろうか。
情報をせっせと摂取する前に、自分のやり方でやってみよう。