終点まで行ってみた。 -コペンハーゲンの中心から20分で大平原-
ブログの名前に「日記」とあるのに、今まで日記らしきものを書いてこなかった。
というわけで今日は普段乗ってるメトロの終点まで行ってみた。
終点、といってもコペンハーゲンの中心部からメトロで20分ほどである。
しかも、僕の最寄り駅は終点の一つ前なので目的地まで歩いていった。
僕の近所は新しく開発されている土地なのでどこもかしこも建設中だ。
途中で見えてくるのは2016年に完成するというアリーナ。
終点の駅までつくと、いくつかマンションらしき建物が見えてきた。
もはや見慣れてしまったデンマーク建築である。
本当に何もない。
さらに進むと広大な草原が広がっていた。
もう一度言うが、ここは首都の中心部からメトロで20分ほどの場所である。
ここから20分で国会議事堂にも女王の住む王宮にも行けるのである。
最初は空港の敷地かと思っていたが、そうでもないらしい。
地図の右上あたりから先ほどの写真を撮影したのだが、帰宅してからgoogleマップを見てびっくり。
どんだけ草原やねん!!
調べてみるとここは、30〜40年ほど前まで大砲の訓練場だったらしい。
そして不発弾等の完全な撤去が確認されたのがつい6年前の2010年。
Vestamager ammunitionsrydning - NIRAS ←不発弾撤去完了の記事
Kalvebod Fælled - Wikipedia, the free encyclopedia ←ウィキペディアの説明
なんとも変な感じである。
さて、デンマークで新たに建設されるビルはとにかくエッジが効いている。
この「切断面揃えんかい」と言いたくなるアパート
おもわず「え、どういうこと?」とつぶやいてしまう奇怪な形のオフィス兼住居。
またまたgoogleアースをみて気づいたのだがこの写真のビル、数字の8の形らしい。
というわけでその名も「8TALLET」
誰が気付くんだ…
しかし、このビルからの眺めは先ほどの大平原である(中に入ったわけじゃないけど)。
うらやましい…
少し歩くと幼稚園の横におじさんが座っていた。
木製のおじさんである。
なんの説明もなくただ座っていたこの大きなおじさんは何を見つめているのだろう。