未来を発掘するならば…
最初の投稿です。
今まで、色々な事が頭に浮かんでは消えていったわけですが、そういう思考みたいなのはちゃんとアウトプットしないともったいないなあと思ってました。
でも、facebookで晒すのはちょい違うくね?と思い、ブログという形で
備忘録をつけることにしました。
最初の投稿は「ヴァンサン・フルニエ」について。
「それ何?」
写真家の名前です。
昨日、その個展に騎馬戦で疲弊した体を引きずって行ってきました。
場所は、DIESEL渋谷店の中のアートギャラリー。
DIESELのお店の中にそういうアートなスペースがあることにまず驚きますよね。
しかも、web情報によると無料!
とまあわくわくしながら入ってみたら…
「ちっせえwww」
はい。写真と全然違う。めっちゃちっさい。第一印象はけっこうがっかりです。
気を取り直して作品に目を向けましょう。
ヴァンサン・フルニエというフランス人アーティストの個展です。
テーマは「ARCHEOLOGY OF THE FUTURE-未来の考古学-」
簡単に説明すると、現代の最新テクノロジーが過去の遺物になっていくイメージを
写真にした物です。
見たい方はこちら www.vincentfournier.co.uk
作品自体はすごく荒涼としてて良かったです。
そこで、気づいたんですけど宇宙服ってなんかレトロですよね。
もろSFっぽいのがロシアのやつ
まあこれはわかるんですが、最新のアメリカの宇宙服がこちら
うーん…
きっと最新技術の粋を集めてるはずなのになんか新しい感じがしない…
そんなカッコつけられても着てるものダサいよ…
なんでかって考えたら、「宇宙」というテーマそのものがレトロなんだという結論にいたりました。
宇宙をテーマとしたSFってものすごく昔からあって(例えば1898年の『宇宙戦争』)
そのなかで、宇宙服のイメージも昔からすごく消費されてきたんですね。
だから、どこかおもちゃっぽくてレトロな印象を受けるのかなあと。
SFの中で構想された技術というのは着実に実現されつつあります。
ただ、スマホなんかはたぶん同様の機会は構想されていたけれども
想像されていた形とは大きく異なってるんじゃないでしょうか。
一方、宇宙服は顔がガラスで覆われててごわごわした素材を使ってるみたいな
基本から外れずに発展してきてますよね。
だから、新しくなっても既視感がある。
だから何?と言われると人生辛いんですが最初はこんな感じで。
もっと思想的なことも書きたいんですが最初からそれっていうのも
なかなかヘビーなので軽いのから投稿しました。
もし読んでくれた人がいるなら感謝。