なすの日記

思考を散歩させるための場所

「○○はダメだ!」という思考停止

身の回りにある矛盾について考えると怒りを感じるに至ったりする。 サークルにいそしんで、学問に対して真摯でないように見える大学生を目にすると 「大学生なのになぜあそんでばかりなんだ」「大学は学問をするところだぞ」 「海外の学生は寝る間も惜しんで…

あの日あの場所にいたかもしれない自分

*今回のエントリーはごく個人的な発散なのであまり読んでも意味はないと最初に言っておきます。 今でも1年前あの場所になぜ行かなかったのかよく考える。 本当になぜかわからないけど、自分はいてはいけないような気がした。 たくさんの人が一つの目標の実…

一人前になるには

一昔前の偉い人の経歴を見るとずいぶん長いこと学生をやっている人が多い。 院に進んだ人もいるだろうが留年している人も多い。 今の風潮だと留年はかなり避けられるものであるようだ。 留年するとその人はとても怠惰な人というレッテルを貼られたりする。 …

何も言えない世界へ 

「何も言えない世界」が到来しつつある。 言論の自由は権力によってのみ奪われると思っていた。 もちろん権力は今でも言論を弾圧しうる。 しかし今、言論を抑圧しているのは市民の方だ。 俗にいう「炎上」。 何気ない発言や行動があっという間にインターネッ…

Mighty holes ー都市の中心に関する考察ー

東京という都市の中心には巨大な空虚がある。 周囲を高層ビルに囲まれながら、その場所だけは緑を湛えている。 江戸時代には、江戸城という巨大な構造物があり今とは逆に江戸の町を見下ろしていたというから皮肉だ。 皇居という場所から発する力は日本におけ…

まじめな人

「まじめ」とはなんだろうか。 決まりを守ること よく勉強すること 嘘をつかないこと 「まじめ」という言葉は良い意味でも使われるが、 皮肉としてつかわれることもある。 辞書によると うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。ま…

へたれ

少し突飛な話。 もし地球が弱肉強食を完璧に徹底した星だったなら 地球上に生物は1種類しかいないんじゃないか って思ったことがある。 最初の時点でたくさんの種類の生き物がいても トーナメントみたいな感じで最強の1種が決まりそいつが繁栄するんじゃな…

ごめんな、俺は機械じゃないんだ。

留学に際し奨学金をもらえることになった。 よくわからないけれど日本代表と名乗れるらしい。 そんなわけでその研修に参加することになり、事前課題が配られた。 その課題は人材育成企業が作成していた。 その企業のホームページがとても熱くて僕はのけぞっ…

なんでもない世界 その2 -必然の非対称性-

少し前、こんな記事を書いた。 「納得」こそ正義。このなんでもない世界を生きるために。 - なすの日記 要約すると、この世界を生きるうえで「意味」なんてものは客観的に存在しないのだから自分の「納得」という感覚を大事にしようぜ。 みたいな記事だった…

そうだ、僕は日本人だった。

海外に一定期間行こうとすると 必ず「まず日本について学ばなきゃ!」という考えが浮かぶ。 外国人から日本について問われた時、答えられるように。 僕も留学を半年後に控え、そういう風に思う。 でも、僕たちはどうやったら日本を知れるのだろう。 歌舞伎や…

違和感を突き詰める

皆さんは日々暮らす中で「違和感」を感じることはありますか? もっと噛み砕けば、「あれっ、なんか違くね?」という感覚です。 そういう感情が湧いたとき、あなたならどうしますか? 僕は最近、この「違和感」という感覚がすごく大切なものだと思っています…

タブーなき世界と感情の閾値

ISISが世界を震撼させている。 人質を斬首し、その動画を全世界に配信するという劇場型の残忍な行為は テロリズムの新しい形となりつつある。 アフリカのイスラム原理主義組織、ボコハラムも女子児童約200人を誘拐し、 世界の注目を集めた。 なぜ、未だか…

不感症時代

もし自分が砂漠の中で銃を突きつけられ 自分の命が72時間後に無くなるらしいという状況に追い込まれたら。 ここまで読んで「あぁ、人質事件か」と気づき、 途中で想像をやめてしまう人はどれだけいるのだろう。 日本はという国はこの種の人質事件が起きる…

「納得」こそ正義。このなんでもない世界を生きるために。

僕たちは日々、苛烈な「意味」の洪水の中を生きている。 「あなたはなんのためにこの学校を志望したのですか?」 「あなたはなぜ当社に興味を持ったのですか?」 「あなたはなぜ留学するのですか?」 「あなたはなぜ生きているのですか?」 意味を問われると…

遍在する富、固定される格差。イスラム革命の始まり。

この世の中には裕福な者と貧しい者がいる。 これは人間に限らず国家間でも同じことだ。 なぜこの格差が生まれるのだろうか。 裕福な者は優れており、貧しいものは劣っているのだろうか。 確かに両者が分かれる分岐点においてはそれは正しいのかもしれない。 …

「選挙」だけが政治参加なのか

先日、衆議院議院選挙があった。 予想通りの自民党の大勝、そして最低の投票率。 個人的に印象的だったのはあらゆる人が異口同音に 「選挙に行こう!意見を表明しよう!政治を変えよう!」 と叫んでいたこと。 身の回りの学生も知識人も芸能人も同じだった。…

エリートのあるべき姿としての「知識人」論

「知識人」という言葉がある。 少し古臭い言葉だが、今でもそれなりに使われているように思う。 ほとんどの場合、公共の場で言論活動を行う人のことを指して使われる。 一方で、ある程度のリテラシーを持つ人、という広い意味で使われることもある。 知識人…

誰の血が流されるべきか

2013年1月、新たな女性のヒーローが生まれた。 マララ・ユスフザイ、当時16歳。 11歳の頃からタリバンによる女子教育への破壊活動を非難し続け、 2013年にタリバンにより銃撃され奇跡的に一命をとりとめた。 2014年にはノーベル平和賞を受賞し、弱冠17歳にし…

「社会に出る」という言葉の違和感

大学生は「社会に出る」という言葉の、不吉なニュアンスから逃れられない。 4年間という時間はあっという間にすぎ、大学という楽園での生活は終わりを告げる。 妄想に近い夢や希望は子供のもので、 社会に出るからにはそんなものは学校に置いていかなければ…

価値、宗教、搾取、利益。

今日の日記の副題は「搾取システムとしての宗教」。 最近、授業でマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(以下、プロ倫)』を読んで思ったことを中心に。 人には「良い暮らしがしたい」という欲求がある。 そのために人は働き…

人類史は死の合理化をめぐる物語である。

すべての人に遍く訪れるものが「死」です。 どれだけ豊かだろうと どれだけ貧しかろうと 死から逃れられる人はいません。 その死は今、日常から急速に存在感を消しています。 でも、死は人間にとってとてつもなく大きな命題だったはずです。 いささか過激で…

なぜ政治は堕ちたか

あまり知識のない分野ですが選挙も近いので政治について。 近年、政治不信が世界中に広まっています。 なぜこの状況が生じたのか。 シンプルに考えれば、それは政治家が国民の希望に応えられていないからです。 ではなぜ政治家は国民の期待に沿えないのか。 …

当然と任意の境界 

最近、思うことがあります。 それは、 「人としてやるべきこと、あるいはやっちゃいけないこと」ってあるよねってこと。 「え、そりゃ当然でしょ」 って思うかもしれません。 でも、「当然」って実はすごく難しいと思います。 僕は「人を傷つけない」のは当…

SNSは僕達を幸せにしたか?その1 −休み時間の教室と第4の欲求−

今日はちょっとSNSについて書いてみたいと思います。 Twitter、Facebook、LINE‥ ここ5年ほどでこれらのサービスは僕らの生活に欠かせないものになりました。 皆さん、SNSを「使いこなして」いますか? 「俺/私は使いこなしてるぜ!」と言える人はどれくらい…

文系も理系も一緒やん!?の話 その1

最近、大学の文系学部が廃止されるのではないかという話題が盛上がってますね。 国立大学が「文系廃止」を推し進める裏事情→安倍晋三首相の存在? - ライブドアニュース 生まれたときから文系だったと言っても過言ではない僕にとっては わりと晴天の霹靂です…

未来を発掘するならば…

最初の投稿です。 今まで、色々な事が頭に浮かんでは消えていったわけですが、そういう思考みたいなのはちゃんとアウトプットしないともったいないなあと思ってました。 でも、facebookで晒すのはちょい違うくね?と思い、ブログという形で 備忘録をつけるこ…